これ、言われたことないって人、逆にいます??
一度でも海外に行って、現地の人たちと話をした経験のある人なら、誰しもが一度は言われた言葉だと思います。僕も若い頃よ〜く言われました。You don’t speak cause you are shy.なんて言われてしまい、はぁ〜とため息をよくついたものです。
これは個人的な意見ですが、日本人は確かにshyなんだろう、って思います。でも恥ずかしがりやっていうのとは、ちょっとちがうんじゃないかなぁって思っています。
なんでか?僕はこれまで結構の国籍の人と英語でコミュニケーションをとってきましたが、しゃべらない人って言うのは、まぁみんなshyなんです。例外なく。
だから自信を持って話そう!ということを言っても、話せないものは話せない。しかもなんだか嫌なレッテルであるこのshyという言葉。。。言われると余計固くなるんスけど。で、話せないままずぅっとshy扱いです。このループはどげんかせんといかん。
で、あまりshyという言葉や印象に縛られないようにする為に、僕なりに『なぜ日本人はshyなのか』というものを考察してみることにしました。
理由1 自信がないから
海外出ても俺は俺!という方、日本にどれだけ居るでしょうか?空気読ませれば世界一(多分)な日本人は、オレオレな感じの人と巡り会うことはあまり、というかほとんど有りません。
そう、日本人に足りないのは自信なんです。俺は日本人だ!という自信じゃなくて、個々人としてのアイデンティティが足りない。これはかなりの部分でそう思います。
理由2 違うことが怖い
間違うのが怖いから話せないという人によく会いますが、実際は単に間違うことが怖いんじゃないのでは?と思います。自分だけ変な英語を話すのが怖いんです、きっと。
同調する民族ですから、違いにはうるさいのが日本人。でも個性を出そうとするのではなく、間違い探しをしちゃうんですね。例えば会議なんかで「売れない原因は?」という議題が上がったりしますが、反省と改善こそが美徳としているところがあるので、しらみつぶしに間違いを正そうとする。その流れが違いを出しにくくしているのでは?とよく思います。
理由3 綺麗に話そうとする
なぜshyなのか?から論点が少しずれてきそうですが、ある意味一番重要なポイントです。英語を勉強したいなぁと思ったきっかけが、ハリウッド映画だったりするケースがままあるのですが、あのレベルで話せない=英語が話せないと感じてしまったらもう何も出来ません。
日本語で例えるなら、パックンとかデーブ・スペクターぐらい話せないと、話せるうちには入らん!というレベルです。ケインコスギなんて、はぁ?っていうレベルですね。
会話のいいところは、理解をつなげられることろです。何度も言い直しが利きますし、補足しながら相互理解を「作る」事が出来ます。よっぽど文章の方がムズカシイと思うのですが・・・。
さてさて、shy扱いされる理由を3つ挙げました。誰かも同じようなことを言っているかもしれませんが、割と当たっているんじゃぁないかな?と個人的にはそう思っています。
で、それらを克服すれば、shyからは脱出出来る!っていう流れなんですが、今日はここまで。次からは理由1の原因をちょい深く探ってみることにしましょう。